このニュース、アメリカではかなり大きく取り上げられているのですが、日本語のニュースには今のところなっていないようなので、ここで紹介しようと思います。
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北京オリンピックに参加しているスペインの男子と女子、両方のバスケットボール代表チームが、スペインバスケットボール協会のスポンサーである宅配便業者の新聞広告に使われた写真の中でとったジェスチャーが差別的だとして、議論を呼んでいます。
それがどんな写真だったかというと、

こんな写真です。
拡大版もどうぞ。


女子チームも、

しっかりやっています。
今回使った
シカゴトリビューンの元ネタでは社名は明らかにされていませんが、この
APの記事によると広告は
Seurという会社のもののようです。
さて、それぞれの反応ですが、北京入りしているスペインオリンピック委員会の広報担当者は、同委員会は今回スペインの人気スポーツ紙である
「マルカ」に掲載されたこの広告には一切関与していないと説明。
男子代表選手のひとりで、NBAのトロント・ラプターズに所属する
ホセ・カルデロン選手は自身のブログでスペインチームの東洋及び東洋人に対する多大な尊敬の念についてふれたのち、以下のように説明しているそうです。
我々のスポンサーのうちの1社が、我々の北京五輪への参加に対する「ウィンク」として、東洋人の目を表現するように我々に頼んだんです。我々は、これが適切なことであり、常に愛情のこもったジェスチャーとして捉えられるだろうと感じていました。これを別のかたちで捉えたいと思っている人たちは、完全に頭が混乱しています。
では、差別をされたと考えられている側、東洋人はどんな反応をしているのでしょうか?
米国の首都、ワシントンDCにある中国系アメリカ人機構という団体の副所長は、世界がひとつになろうとするオリンピックの期間中にこのようなイメージが出てくることは不幸なことだ、とコメントしています。
ちなみに、スペインのスポーツにおける人種差別はさほど珍しいことではないようで、今年のF1スペイングランプリでイギリスの黒人ドライバー、ルイス・ハミルトン選手が、スペイン人の観衆に人種差別的な愚弄をされたり、2004年にもサッカーの国際試合の際に、イングランド代表の黒人選手に対してファンが人種差別的なかけ声をかけたんだそうです。
ハミルトン選手の件は、

これですね(
元ネタ)。
これ以外にも、
この記事によるとサッカースペイン代表のルイス・アラゴネス監督が、フランス代表のティエリー・アンリという黒人選手を、黒いクソと罵ったこともあるんだそうです。
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これは開いた口がふさがりませんね…。
それにしても、これでマドリードは2016年の招致合戦から脱落ってことになるのかなあ。
最後に、上にも書いたようにこの記事はアメリカの主要メディアでは大きく取り上げられています。以下にリンクを貼っておくので、英語のできる方で自分でも読みたいという方は是非どうぞ。
ロサンゼルスタイムズニューヨークタイムズMSNBCABC
テーマ:海外ニュース - ジャンル:ニュース
- 2008/08/14(木) 13:10:57|
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